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四国遍路物語 − はじめに −



はじめに第一部第二部

【薫執筆】

弘法大師空海さんは、774〜835年の人で、最澄と並んで日本仏教の基礎を作られた大天才です。香川県に生まれ四国全域で厳しい修行、京都に学んで、中国に留学、東寺と高野山を中心に真言密教を開かれました。その若き日のご修行の跡を辿り、自らを顧りみて人間性を高めようとする旅が、四国遍路の修行です。
修行の霊場が八十八の仏教寺院となっていますので、これを札所(ふだしょ)と呼び、納経して御朱印をいただいてゆく旅の形をとります。

貴山薫はふと思い付いて四国の空と海と風に誘われ、平成13年の3月に2週間、8月に3週間、12月に3週間、この道を歩きました。
徳島県鳴門市の霊山寺(りょうぜんじ)から、香川県大川郡長尾町の大窪寺(おおくぼじ)までの千二百キロ。私を迎えてくれた四国の自然、人、歴史は自分を考える心と時間と環境とを十分に与えてくれました。そのありがたさは言い尽くせません。これからじっくりと味わって参りますが、とくに強く記憶にあるところを大急ぎで記しました。

第一部は「薫の葉書」にて紹介した手紙を整理収録。
第二部はオリジナルの歩きかたガイド。
四国のお遍路に関心のある方のお役に立てば幸いです。

第一部 「薫の葉書」整理収録
第二部 歩きかたガイド



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